最新情報:UPS Healthcareは、シンガポール西部に梱包やラベル貼付、返品ロジスティクス、現地通関など追加サービスを提供する8,700 m2 の施設を開設しました。
それが重要である理由:これにより、シンガポールの温度管理された倉庫スペースは19,000 m2 となり、これまで以上にアジア太平洋地域の成長中のヘルスケア市場を支援できるようになります。
UPSヘルスケアは本日、シンガポール西部に27.300万シンガポールドルを投じて建設された新しい施設を正式に開設し、成長著しいシンガポールのヘルスケアセクターにおける企業の現在および将来の物流ニーズを支援すると発表しました。
この8,700平方メートルの施設はガルサークルにあり、PSAターミナルやトゥアス・バイオメディカル・パークの製造クラスター、トゥアスの将来の海港の施設に近く、摂氏-80度~25度の温度範囲でヘルスケア製品を保管できます。すべてのGDPMDSおよびISO 13485、GMP認証基準に準拠しており、梱包やラベル作成、返品の物流、現地の通関など追加の付加価値サービスも提供可能です。
またこの施設により、UPSのシンガポールのヘルスケア倉庫全体のスペースは19,000平方メートル以上とほぼ倍増し、シンガポール空港ロジスティクパーク(ALPS)にある当社の専用ヘルスケア施設が拡張されます。
「ヘルスケア物流拠点をシンガポール西部に拡張することで、海上と航空の出荷の両方を一括して管理し、医薬品業界の地域流通センターとなるというシンガポールの構想を支援する能力が強化されます」と、UPS Healthcareのアジア太平洋・中東・アフリカ担当バイスプレジデントのIanne Lohは述べています。
「今年初めに公表されたUPSのアジア域内の調査のデータから、この地域のヘルスケアセクターは、2030年までに貿易で潜在的な成長を実現するために、中心的な役割を果たすことを示しています。複雑なヘルスケア物流における世界のリーダーとしての当社の経験を生かして、シンガポールの企業は必要なサービスにアクセスし、また最も重要な点として、患者さんに不可欠なヘルスケアの治療と機器を安心して届けられるようになります。」
新施設の開設は、シンガポールでで提供するヘルスケア物流サービスの範囲を拡大するための、UPSによる最近の一連の取り組みでの直近のものとなります。2022年末に、当社はシンガポールで、時間や温度の厳しい管理が必要で、患者さんにとって重要な製品を出荷する顧客向けの、高度に専門化されたクラス最高のサービスであるUPS Premierを導入することを発表しました。UPS Premierは、荷物のラベルに組み込まれた最先端のRFIDセンサーを使用して、UPSネットワーク内での可視化の範囲を3メートルにまで狭めることができます。
さらに、当社はチャンギ空港の物流ハブを最近拡張し、荷物取扱能力をほぼ倍増しました。この拡張工事では、温度管理された保管庫、冷蔵庫、冷凍庫の機能を導入し、温度に敏感なヘルスケア製品を輸送中に現場で安全に保管することができるようにしました。
UPSヘルスケアについて
UPSヘルスケアは、非常に優れたヘルスケアロジスティクスの専門知識を、全世界のお客様に提供しています。全世界で、1100万平方フィートを超える、cGMPおよびGDPに準拠したヘルスケア配送スペースを有し、在庫管理、コールドチェーンの梱包と出荷、医療機器の保管とフルフィルメント、ラボ、臨床試験ロジスティクスなどのサービスを提供しています。UPSヘルスケアのグローバルインフラストラクチャ、UPS® Premier可視化サービス、追跡テクノロジー、グローバル品質システムは、現在の製薬業界、医療機器業界、臨床検査業界の複雑な物流に関する要求に適合する最適な選択肢です。